海外在住で思う、日本の良いところ10個

favourite thing about japan 海外在住で思う、日本の良いところ10個
Advertisements

よく言われることでもありますが、
日本国外に住んでみると、
日本の良いところが以前よりもはっきりくっきりと見えやすくなったように思うので、
ロンドンに住んでみて4年目の今、
日本のここが素晴らしいな!と個人的に思ったことを
10個あげていきたいと思います。
昔は普通じゃない?と思っていたようなことも、
ガラッと視点をかえることができるようになりました。

公共機関のクオリティの高さ

海外在住で思う、日本の良いところ 新幹線

BBCのニュースなどでも時々、
「ほんの少し出発がずれただけで謝っている!」とびっくり気味に、
あるいは、むしろ失礼気味に「日本おかしいんじゃない?!」
といった論調で書かれているのを見るくらい、
本当に、日本の公共機関の信頼感はずばぬけています。

ロンドンでは、線によってはそもそも遅れる前提なのか、
最初から、電光掲示版に「遅延時間」のカテゴリーが設けてあったり、
ストライキで終日運休ということもしょっちゅう起こります。

いきなり途中までしか行かなくなったり、
バスに至っては、乗車中に突然行き先が変わった(!)ことも何回かあります。
「こういうものだよね」と思うしかないものの、
やはり、時々どうしても比べてしまいたくなるくらい、
日本の交通機関の信頼性は本当にすごいです

約束は守るのが基本

海外在住で思う、日本の良いところ 約束を守る

日時など、一旦約束をしたら守る、もし無理な場合は事前に知らせる、ということは
日本では当たり前なところも、今思うとすごく素晴らしいです。

イギリスだと、「約束」は、それを言った時点での「かもしれない」であって、
100%ではないらしい、という出来事によく遭遇します。
例えば宅配便でその日配達予定だったら、
来ない上に「ブザーを押してもいなかったから持ち帰った」と嘘をつかれたり、
GP(かかりつけ医)でも、電話をして「今日折り返す」と言われたまま、
全く来ない、ということもよくあります。。

言っても変わらないことも多々あるものの、
とりあえず困ることは主張してみるのが大切だと思うようになりました。

お菓子の小分け

海外在住で思う、日本の良いところ お菓子

ジッパーがついた小さな袋や駄菓子など、
一気に食べなくて大丈夫なお菓子が沢山あるのも、
個人的にとても日本の好きなところです。

イギリスでお菓子売り場に行くと、基本的に、ビスケットやチョコレートなど、
大きいパッケージにぎっしりそのまま入っているものが多いので、
一度開けたら早めに食べ切る必要があるものが多く、
そんなにいらないな、と思うと、逆に買うことがかなり少なくなりました。。

イギリスでは、国全体での肥満率の高さが問題になっているため、「砂糖に税金をかけよう」とか、
「夜9時前のジャンクフードCMを禁止しよう」とか色々な対策をしているようですが、
大きいお菓子がずらっと並ぶのを見ていると、あまり意味がなさそうだな、と思います。

Advertisements

汚い言葉が少ない

海外在住で思う、日本の良いところ 汚い言葉が少ない

これは元々の言語自体の話でもあるものの、
英語(イギリス英語も)だと汚いスラングがいっぱいあるのに対して、
日本語では、罵り言葉の種類が圧倒的に少ないです。

公共放送にあたるBBCでも、
制作ドラマなどでバンバンいろんな口汚い言葉を使っているので、
なぜこれが放送コードに引っかからないのか?というのはいつも疑問です。
元々どぎついブラックジョークでも有名な国ではあるものの、
日本での生活の方が、日常的に汚い言葉を聞くことは圧倒的に少ないと思います。

薬物犯罪が圧倒的に少ない

薬物犯罪ということでいうと、圧倒的に日本の方が安全です。

日本だと、そのような話はテレビのニュースで聞く程度でしたが、
ロンドンに住んでみると、特に大麻を吸っている人は大体どこでも見かけます。
(実際はイギリスでも違法。。)

ドラッグも、テレビドラマでもしょっちゅう出てきたり、
近所で売人が声をかけてくる、などといったことがあったりしたので、
感覚として相当浸透している印象があります。。
その点からいうと、日本の方が絶対に環境が良いです。

食べ物のバラエティ&クオリティ

海外在住で思う、日本の良いところ 食べ物

常においしいものへの探究心が強いのは、日本の素晴らしいところだと思います。

日本ではコンビニひとつとっても、まずいものに当たった経験がなく、
定番商品でも常に改善がおこなわれていたり、
また、旬のもの、季節限定や新商品など、全体的に食べ物への意識が高いです。

在英4年目で考える、イギリスの家庭料理がまずい理由3つの記事でもまとめてみましたが、
一般的にイギリス家庭の食事のバラエティは限られており、
そのせいか、スーパーでも、売っている物が四季を通じて大体代わり映えしないため、
日本にいるときは、スーパーに寄るだけでもとても楽しくなります!

水が軟水

海外在住で思う、日本の良いところ 軟水

日本では一般的に水が軟水のため、
水回りのトラブルが少ないのが素敵です。

ロンドンを含むイングランドは水が硬水なので(ヨーロッパ全体でも硬水が多いそう)、
ライムスケール(ミネラルが石灰化した水垢)が、本当にすぐに発生します。

紅茶をよく飲むためいつも気になるのが、
硬水の紅茶だとすぐ膜のようなものが浮いてきたり、また、 たとえば電気ポットを掃除しても、
そのまま水道水を使っていると、数日後にはもう底に白い粒が出ていて、注ぐとカップに入ります。。

人体には影響はない、とは聞くものの、
シャワーや、洗濯機も、ライムスケールを放置しておくと、詰まって壊れてしまう可能性もあるので、
硬水の地域に住むと、ライムスケール問題は切っても切り離せません。。

Advertisements

小さいものへのこだわり

海外在住で思う、日本の良いところ 小さなもの

昔のものだと精巧な根付、刀の鍔や茶道具だったり、
今だとガチャポン、バラエティの豊かな雑貨や文房具など、
小型のものに対して、全力で質の高いものをつくる日本の文化は、本当に興味深いところです。

イギリスで美術館や博物館に行っても、手のひらに乗る様なサイズ感のものはほぼ見当たらず、
街中を見ても、ロフトや東急ハンズの様な規模感のお店はありません。

「小さきものは、みなうつくし」というように、
昔から日本ではそうした価値観が今も続いていているのかもしれません。

大きいから悪い、という事でもありませんが、
個人的に、「コンパクトな空間内で最大限楽しむ」というコンセプトは、
改めて日本のとっても大好きな部分です。

家の日常的な修繕が不要

海外在住で思う、日本の良いところ 家の日常的な修繕が不要

日本だと日常的に家を修理しなければならないことはまれで、
普段気にする必要もほとんどないのは、
今思うと、当たり前のことではなかったんだな、と体感しています。

イギリスでは地震がないためか、100年、200年経っているような家が数多く、
中を改装してそのまま使う分、
水漏れやパイプの故障、建て付けの悪さなど、何かしらトラブルが多く、
修理工の人が必要になることが本当に多いです。

まわりでもしょっちゅう家トラブルは聞きますが、それにも増して1番最悪なのは、
壊れているのに大家が直すのを渋る場合でしょうか。
(それも経験がありますが、解決するのはすごく面倒です、、)
家トラブルが少ないのは、日本の本当に良いところです。

病院にかかりやすい

海外在住で思う、日本の良いところ10個 病院にかかりやすい

最後の10個目、日本のすごく良いところは、
病院にいけば、それほど待たずに目的の箇所を診てもらい、治療を受けられるという点です。

イギリスだと、NHS(国民保健サービス)による、GP(かかりつけ医)制度となっていて、
最初にGPを通さないといけないシステムになってます。が、
前述したように、
・電話をかけ直すと言われたまま、かかってこない
・検査サンプルを失くされる
など、そもそもGPの時点でいらない苦労をすることも多いです。

手術も、緊急性がないと判断されると、半年以上よりも長く、
いつくるかわからない順番を待たされたりするので、
待っている間に悪化する人もいるだろうことを思うと、
きちんと目的の治療を受けやすい日本の医療の方が頼れます。

まとめ

以上、海外在住になってみて気づいた、日本のいいと思うところを10個挙げてみました。
挙げたのはあくまで個人的な見解ですが、
今思うと、新しい視点をもてたことは、
それだけでも海外に住むことにしてみた意味があったと思います。

もちろんどこの国でも良い点・いまいちな点両方ありますが、

日本人でよかった!

と自分の国に対して思えるのは本当に幸せなことだな、と改めて思いました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Advertisements