ロンドンのインフレ事情について
インフレ後、なんでも容赦なく値上げするイギリスの中で、
もともと世間的にコロナ後のインフレになるずっと前から、
毎年のように春ごろ値上げをするのが
恒例だった電車賃についてです。
つい最近ロンドン市内の地下鉄で
「2025年3月まで運賃を据え置くよ」
というキャンペーンのポスターが掲示してあるのを見ました。
誇らしげにやたらとたくさん貼ってありましたが、
これはただ単に
上げないことがめずらしいことだから
ポスターにわざわざしたのであって、
「1 年後にはいつもどおり値上げるよ🎵」
という宣言だなと、見た瞬間受け取りました。
そもそもがロンドン地下鉄は「世界で一番高い」といわれている上に、
毎年運賃があがってもストライキは無くならないし
エンジニアリングワーク(?)でしょっちゅう止まるわで、
改善してるの自体見た事がないです。
しかも、ニュースをチェックしたら、
キャップ(1日の運賃の支払い上限の額)や
トラベルカード(決まった日数分で支払う定期みたいなもの)も値上がっているし、
「結局、キャンペーンやってても40%の旅程の場合値上がる」
という記事があったので、 そんなことを聞くと、
ぜんぜん意味のないポスターだなぁ、
と思って見ていました。