イギリスのフーリガン映画「Green Street」
イングランド、プレミアリーグとマスコット で知った、
ウェストハムのフーリガンについての映画、
「グリーンストリート(邦題:フーリガン)」を見ました。
ウェストハムの熱狂的ファンの集団、ファームについて描いていて、
後半は特に、お互い本拠地が近く、根深い対立の歴史もある
ミルウォールとの抗争につながっていく内容になっています。
試合後に歩いていたらボコられるし、
わざわざ遠出してまでボコるし、
敵地のバプを訪問 = 敵サポーターをボコりに行く、
という、もはや全くフットボール関係ない、
「なぜ、、そうなる!?」
が詰まっている映画です。
(以前は意味がわからなかったのですが、
この映画を観た後だと、映画「ロンドンゾンビ紀行」の作中で、
赤と青いユニフォームのサポーターが
ゾンビになってまで喧嘩しているのは
このウェストハムとミルウォールのことだったんだ、とスッキリしました!)
とは言っても、
映画でしょ?こんなの実際にありえないでしょ?
と思いましたが、
3世代続けてトッテナム・ホットスパーファンのパートナーによると、
実際いまでもミルウォールのイメージは変わってないし、
「昔父親と試合見に行った帰りには、
ユニフォームは見えないように隠す、
また、人けのないところは通らないように、
というのはやっぱり教えられたよね」
とさらっと言われたので、
ちょっと真実味がある感じが不穏です…
(実際に、試合に行く予定だったのが、対戦相手がウェストハムとわかって、
「やっぱり今回券買うのやめよう」って父親と言ってたこともあるとか…。)
また、「フットボール・ファクトリー」という別の映画は、
こちらもフーリガン集団で有名なチェルシーFCについての内容ですが、
2つの映画の冒頭で共通して
関係のないトッテナムファンがボコられていて、
トッテナムファンどれだけサンドバッグ扱いされているんだ…と、
それぞれのチームの関係性まで垣間見える感じがしました。